研究課題/領域番号 |
04403021
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子合成
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
岡本 佳男 名古屋大学, 工学部, 教授 (60029501)
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研究分担者 |
幅上 茂樹 名古屋大学, 工学部, 助手 (30252266)
中野 環 名古屋大学, 工学部, 助手 (40227856)
八島 栄次 名古屋大学, 工学部, 講師 (50191101)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
36,200千円 (直接経費: 36,200千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
1992年度: 26,300千円 (直接経費: 26,300千円)
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キーワード | 不斉識別 / ポリメタクリル酸エステル / ポリアクリル酸エステル / ポリアセチレン / ポリイソシアナ-ト / らせん構造 / 光学活性高分子 / 高速液体クロマトグラフィー / ポリイソシアナート / 不斉識別能 / 高速液体クロマトグラフィー用充填剤 / 光学活性ポリマー / 不斉アニオン重合 / ラジカル重合 / メタクリル酸エステル / イソシアナート / オリゴマー |
研究概要 |
1.メタクリル酸1-フェニルジベンゾスベリル(1)、メタクリル酸1-(2-ピリジル)ジベンゾスベリル(2)、メタクリル酸フェニル-ビス(2-ピリジル)メチル(3)、およびメタクリル酸ジフェニル-3-ピリジルメチル(4)から(+)-1-(2-ピロジニルメチル)ピロリジン等の錯体を用いたアニオン重合により、一方向巻のらせん構造を有する光学活性ポリマーが得られた。1、2については、光学活性な溶媒中あるいは連鎖移動剤存在下でのラジカル重合でも、らせんの偏りをもつ光学活性ポリマーが得られた。また2-4の光学活性ポリマーはいくつかのラセミ体に対して不斉識別能を示した。 芳香族イソシアナ-トを(+)-1-(2-メトキシメチル)ピロリジンのリチウムアミドなど光学活性開始剤を用いて重合することにより、らせんの偏りをもつ光学活性ポリマーが得られた。 3.側鎖に光学活性なカルバメート基を有するフェニルアセチレン誘導体から、Rh触媒を用いた重合によって、らせん状光学活性ポリマーを得た。生成ポリマーを高速液体クロマトグラフィー用のキラル固定相として用いたところ、種々のセラミ体を効率良く光学分割することができた。
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