Project/Area Number |
05269220
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
関口 猛 九州大学, 大学院医学系研究科, 助手 (60187846)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | CCG1 / TFIID / tsBN462 / アポトーシス / cdk2 / サイクリン |
Research Abstract |
1)細胞周期のG1期からS期への進行が高温で阻止されるtsBN462株で、CCG1遺伝子の変異が起こっているか調べるために野生型BHK21株と変異型tsBN462株よりCCG1遺伝子を分離し塩基配列を決定した。 その結果ひとつのアミノ酸の変換が見いだされた。また、CCG1遺伝子のエキソン、イントロンの構造を決定した。1993年に入って、CCG1遺伝子が転写因子複合体TFIIDの一つの構成成分TAF250であることがわかった。tsBN462株における細胞周期依存性遺伝子の発現を見た結果、G1/S境界領域で発現されているサイクリンA,B1,cdc2,cdc25などの遺伝子群の転写誘導が見られなく、特にサイクリンA,B1,cdc25については、蛋白質レベルでの誘導も検出できなかった。それに対して、G1期初期に発現が見られるc-fos,c-jun,c-mycなどの発現は見られた。そこで、CCG1遺伝子の変異による転写レベルの調節は、遺伝子によって異なることがわかった。また、tsBN462株は、非許容温度下だけでなく許容温度でも低血清下ではアポトーシスをおこすことを見いだした。このことは、CCG1遺伝子の変異にによりアポトーシスを抑制している遺伝子の発現が下がっていることをしさする。 2)tsBN462株と同様に高温でアポトーシスをおこすtsBN7株の変異を相補する遺伝子DAD1を分離した。DAD1遺伝子は、分子量12kDaの疎水性残基にとんでおり高温にするとタンパク質が消失した。 3)ハムスターのcdk2を分離したところ、別の分子量をもつcdk2Lを分離した。大腸菌で作成したcdk2Lタンパク質は、サイクリンEに結合できるが、ヒストンH1キナーゼ活性を持っていなかった。一方、cdk2タンパク質は、サイクリンEに結合できてヒストンH1キナーゼ活性を持っていた。そこで、cdk2Lは、細胞の増殖にネガティブに作用する可能性がある。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)
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[Publications] Nakashima,T.,Sekiguchi,T.Kuraoka,A Fukushima,K. Shibata,Y. Komiyama,SNishimoto.T: "Molecular cloning of a human complementory DNA encoding anael protein,DAD1, whose defect causes apoptotic cell death in hamster BHK21 cells." Mol.Cell.Biol,. 13. 6367-6374 (1993)
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