研究課題/領域番号 |
06402041
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・機器工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮城 光信 東北大学, 工学部, 教授 (90006263)
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研究分担者 |
加藤 裕次 (加藤 祐次) 北海道大学, 工学部, 助手 (50261582)
堀口 剛 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30005558)
小野寺 信治 東北大学, 反応化学研究所, 助教授 (30006316)
松浦 祐司 東北大学, 工学部, 助教授 (10241530)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
29,100千円 (直接経費: 29,100千円)
1996年度: 12,900千円 (直接経費: 12,900千円)
1995年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
1994年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
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キーワード | 誘電体内装中空導波路 / 中空導波路 / 最小侵襲医療 / ポリイミド / 昇素樹脂 / 薄膜 / 赤外伝送路 / 弗素樹脂 |
研究概要 |
本研究では、申請者による従来の中空導波路の研究の結果を踏まえ、医療分野で大きな注目を集めている最小侵襲医療の実現に向け、誘電体内装導波路を実用に供する事を目的とし、研究を推進した。得られた研究の成果は以下の通りである。 1。硫化亜鉛内装銀中空導波路の開発 耐環境特性に優れた導波路を実現するために、誘電体材料として硫化亜鉛を選択し、スパッタリング、メッキ、エッチングという外付法に基礎を置き、硫化亜鉛内装銀中空ニッケル導波路を製作する技術を確立した。また、この導波路を用いることによって、1。6Jという極めて大きなエルビウムヤグレーザ光を伝送することに成功した。このことにより、誘電体内装導波路は最小侵襲医療用光伝送装置として、十分な特性を備えていることが判明し、この導波路の実用化に向け、導波路のより効率的な製作技術の研究の必要性の端緒を作った。 2。有機樹脂内装銀中空導波路の製作技術の研究 誘電体内装導波路の低損失化と効率的な製作法を同時に解決するために、石英キャピラリーチューブ内面に鏡面を有する銀膜を成膜し、その後、有機樹脂を液層法でコートするという手法を世界で初めて提案し、実用化レベルにまでその製作技術確立することに成功した。その内容は、超鏡面を有する銀中空キャピラリーチューブの製作技術の確立、当該波長で透明な有機樹脂材料の探索、一様膜厚を有する誘電体膜の成膜技術の実現に纒められる。 3。Total Delivery Systemの提案と素子設計 新しい概念としてTotal Delivery Systemを提案し、それに基づく素子の実現を行なった。
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