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電子スピン共鳴計測用サーフェイスコイル型共振器の最適設計法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06750434
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関山形大学

研究代表者

平田 拓  山形大学, 工学部, 助手 (60250958)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード電子スピン共鳴 / 共振器 / 共振尖鋭度 / 充填率 / 信号強度
研究概要

1.電子スピン共鳴計測用-フェイスコイル型共振器の共振尖鋭度と充填率(試料内にある磁気エネルギーと共振器の蓄えるエネルギーの比)の評価を可能にするためにそれらの定式化を行った。その際、生体試料内で生じる電磁波の損失を表す等価的な抵抗の値を求めることを可能にした。
2.1でおこなった定式化に基づいて数値計算を行えるようにし、電子スピン共鳴計測の際に得られる信号強度の推定を可能にした。
3.数値計算と定式化の妥当性を検証するために、計算モデルと同様の共振器を試作し、実際の電子スピン共鳴計測を行った。その結果、実験結果と数値計算の結果が一致することを確認した。
4.信号強度の評価法が妥当であることが確認できたので、その評価法を用いたサーフェイスコイル型共振器の設計指針を明らかにした。その結果、試料の寸法と媒質の物理定数が与えられたとき、サーフェイスコイル型共振器の全長が短いものほど大きな信号が得られること、並びに信号強度が最大となるようなサーフェイスコイルの寸法が存在することが明らかになった。
この研究により、当初の予定通り信号強度を最大とするようにサーフェイスコイル型共振器を設計することが可能になった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.Ono,H.Iwai,H.Hirata: "A surface-coil-type resonator using coaxial liues for in vivo ESR measurements" Maguetic Resonauce in Medicin. 6. 31-33 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] H.Hirata,H.Iwai,M.Ono: "Analysis of a surface-coil-type resonator for ESR measuneweuts" Maguetic Resouance in Biomedical Research. 5 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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