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CD2分子群(CD2,CD48,CD58,Ly-9)によるT細胞活性化機序の解析

研究課題

研究課題/領域番号 06770245
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関順天堂大学

研究代表者

加藤 和則  順天堂大学, 医学部, 助手 (60233780)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードCD2 / CD48 / CD58 / Ly-9 / lgスーパーファミリー / シグナル伝達分子 / 細胞間接着分子
研究概要

1)CD2/CD58及びCD2/CD48以外の接着経路を明らかにするためにCD48-lg,CD58-lgを作製しその反応性を検討したが、新たな接着経路は認められなかった。
2)CD2分子群(CD2,CD48,CD58,Ly-9)の発現トランスフェクタントを作製しT細胞活性化能について検討した結果、いずれの発現トランスフェクタントにおいてもin vitroでT細胞の活性化反応を促進した。特にCD2導入腫瘍細胞(CD2/MethA)はin vivoにおいて抗腫瘍T細胞を強く誘導した。またLy-9発現トランスフェクタント(Ly9/CHO)はIFNγの産生を強く誘導するとともにT細胞の増殖を促進した。
3)CD48を固相化抗体(HM48-1)で刺激することによってT細胞の活性化が認められた。その活性化過程に細胞内の蛋白のリン酸化が促進されていたことが明らかとなった。
4)抗CD48抗体をマウスに投与することによって細胞性免疫応答能が低下(特にIL-2等のサイトカイン産生低下)した。さらに抗CD2抗体と併用投与で異所性心移植におけるGraftの永久生着に成功した。
5)抗CD48抗体はMHC非依存的傷害反応(LAK,NK活性)を抑制することを認めた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] K.Kato: "Anti-tumor effect of cell adhesion molecule-transduced tumor cells" Cancer Gene Therapy. 1. 310-310 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] K.Noto: "Identification and functional characterrization of mouse CD29 with a monoclonal antibody" Int.Immunol.(in press). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Iwanuma: "Induction of tumor-specific cytotoxic T lymphocyte and natural killer cells by IL-2 gene transfected tumor cells" Cancer Immunol.Immunothe.(in press). (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] K.D.Chavin: "Anti-CD48(murineCD2 ligand)monoclonal antibodies administrated in vivo suppress cell-mediated immunity" Int.Immunol.6. 701-709 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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