研究課題/領域番号 |
07451072
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 学位授与機構 |
研究代表者 |
齋藤 安俊 学位授与機構, 審査研究部, 教授 (40005236)
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研究分担者 |
森 利枝 学位授与機構, 審査研究部, 助手 (00271578)
池 マリ 静岡県立大学, 国際関係学部, 専任講師 (90212753)
橋本 鉱市 学位授与機構, 審査研究部, 助教授 (40260509)
舘 昭 (たち 昭 / 館 昭) 学位授与機構, 審査研究部, 教授 (50116282)
平 則夫 財団法人広南会, 理事長 (60004553)
黒羽 亮一 常盤大学, 国際学部, 教授 (80192045)
兼松 顯 学位授与機構, 審査研究部, 教授 (70023041)
及川 洪 学位授与機構, 審査研究部, 教授 (30005243)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 学位 / 学外学位 / 博士 / 修士 / 学士 / 準学士 / 学外学位取得条件 / 生涯学習 / 取得要件 / 大学外学習 / 標準試験 / 経験学習 / 学外学位取得要件 / 学外学外 / ・学外学位の授与には多くの場合学科がイニシアチブを執っている / ・学士の学位を授与するケースがもっとも多く,次いで修士,準学士の順に少なくなる。博士の学士を授与する機関はきわめて少ない / ・学位に付される名称は多岐にわたる / ・学外学位の申請者・取得者ともに学士レベルにもっと多く,次いで準学士,修士,博士の順になっている / 収集されたデータはパソコンを用いてデータベース化され,同時に収集された各機関の資料とともに各研究分担者によって多角的な検討が加えられているところである。 |
研究概要 |
本研究では,アメリカ及びイギリスの学外学位の制度的な仕組み,現状,今後の展開の見通しについて,その歴史と近年の動向を把握するとともに,生涯学習社会の進展・成熟とのかかわりで調査し,学外学位プログラムをもつ大学・学位授与機関に対する郵送法等による調査で現状に対する客観的なデータを収集するとともに,この種の制度についての今後の展開について検討することを目的とした。学外学位についてのまとまった研究は日本ではほとんどなく,米英においても実態の進行のわりには十分な研究がなされているとはいいがたい状況にある。本研究は,アメリカで多様な形で展開している学外学位プログラムとイギリスの単位累積互換制度等の同種のプログラムを総合的に調査した最初の試みである。 平成7年度から平成9年度までの交付期間に,学外学位に関する国内,国外の文献/資料を収集,分析するとともに,アメリカ、イギリスの学外学位プログラムを実施する大学・学位授与機関にたいする調査を実施し,制度と現状を把握した。データはパソコン上でデータベース化し,特性の分析を行った。 研究の進展の中では、学外学位の定義と実施形態、授与要件等の多様性が明らかになるとともに、学外学位の成立にとって標準試験による単位認定や、PONSIプログラムの様な大学外学習の単位認定、経験学習の評価等の仕組みの整備が重要な点が明らかになった。また、情報技術の発展による遠隔教育の進展、社会変化による成人の学習需要の拡大等が学外学位制度の今後の展開にとって大きく影響するであろうことがわかった
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