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付着性状の異なる各種緊張材を配置した高強度PRC部材の力学的性状

研究課題

研究課題/領域番号 07650524
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 土木材料・力学一般
研究機関群馬大学

研究代表者

辻 幸和  群馬大学, 工学部, 教授 (50048922)

研究分担者 杉山 隆文  群馬大学, 工学部, 助手 (70261865)
橋本 親典  群馬大学, 工学部, 助教授 (10180829)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードPRC部材 / PCグラウト / プレストレス / 高強度コンクリート / PC鋼材 / 連続繊維補強材 / アンボンドPCはり
研究概要

プレストレスの導入率を50%と80%の2種類に変えたポストテンション方式でPCグラウトの圧縮強度を20, 50, 80MPaの3種類とPCグラウトを注入しないプレストレスト鉄筋コンクリート(PRC)はりの曲げ載荷試験を行い、緊張材の付着特性がPRCはりの曲げ性状に及ぼす影響について実験的に検討した。またPRCはりには、プレテンション方式とPC鋼より線の代わりに連続繊維補強材を用いたものも含めた。
本研究により、以下のことが明らかになった。
(1)プレストレスの導入率を通常用いる80%にした場合、高強度グラウトを用いれば高強度のPRCはりの曲げ性状を改善できた。特に、ひび割れやたわみは、顕著に改善できた。
(2)プレストレスの導入率を50%と低く設定した場合や連続繊維補強材を用いた場合、80MPaの高強度グラウトを用いても緊張材とグラウトの一体化が不十分で、通常グラウトを用いたときと曲げひび割れやたわみには大きな差は認められなかった。しかし、曲げひび割れ発生荷重や最大荷重などは大きくなった。
(3)緊張材とPCグラウトが不完全な付着状態の場合、付着のレベルを表す補正係数αの概念を用いることにより、PRCはりの曲げ性状の算定は可能である。
(4)アンボンドのPRCはりの曲げ性状は、従来のアンボンドPCはりの解析で用いられている部材長の全長にわたるPC鋼材とPC鋼材位置におけるコンクリートの変形の適合条件を適用することにより、精度よく予測できる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 横田 隆雄: "PC鋼より線とPCグラウト間の付着強度試験における研究" 第23回土木学会関東支部技術研究発表会講演概要集. 23. 640-641 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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