研究課題/領域番号 |
13301014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
望田 研吾 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (70037050)
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研究分担者 |
夏目 達也 東北大学, アドミッションセンター, 教授 (10281859)
江原 武一 京都大学, 教育学研究科, 教授 (00012568)
馬越 徹 桜美林大学, 大学院・国際学研究科, 教授 (60000030)
村田 翼夫 筑波大学, 教育学系, 教授 (10000085)
今井 重孝 青山学院大学, 文学部, 教授 (80160026)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
39,260千円 (直接経費: 30,200千円、間接経費: 9,060千円)
2003年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2002年度: 15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2001年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
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キーワード | 中等学校 / 国際比較 / 教育政策 / 多様化 / 個性化 / 中等教育 / イギリス / アメリカ / 多国籍 / フランス |
研究概要 |
今年度は、日本比較教育学会第39回大会(2003年6月)において課題研究発表として中間報告書等に基づき報告を行った。全体研究会を2003年10月及び2004年3月に開催し、研究成果のとりまとめのための打ち合わせ及び、最終的な研究成果の発表を行った。3カ年の研究に基づき、2004年3月に研究成果報告書を刊行した。 本研究の研究成果報告書の概要は以下の通りである。 研究対象国(イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、中国、韓国、タイ、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、日本)について、研究分担者及び研究協力者が、中等学校の多様化・個性化政策ならびに学校における教育実践等に関して、文献研究及び現地調査に基づき報告を行っている。 これらの各国別報告に基づき、研究代表者が「総括」において比較考察を行った。これらの国の中等学校の多様化・個性化政策において共通して見られる要素は以下の点である。 1.多様化・個性化政策や施策において不利な環境にあるグループの達成改善に向けた取り組みが見られる。 2.多様化・個性化政策の目的として「すべての」子どもの教育的達成の向上や、システム全体の底上げという要素が色濃く見られる。 3.多様化・個性化促進あるいはサポートのためのネットワークの整備が見られる。これは、今後の特にわが国における中等学校の多様化・個性化の進展にとって示唆となる点である。
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