研究課題/領域番号 |
14380179
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
西谷 紘一 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10029572)
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研究分担者 |
小坂 洋明 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (60362836)
中村 文一 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (70362837)
山下 裕 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (90210426)
今福 啓 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (90314533)
黒岡 武俊 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (90273846)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2002年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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キーワード | 心身状態 / 認知情報処理モデル / シミュレーション / プラント運転 / 人間行動 / 交通事故解析 / ユーザーインタフェース / ヒューマンエラー / モデル化 / ユーザーインターフェース / ダイナミックシミュレーション / エラーシミュレーション / ヒューマンエラーシミュレーション / プラントオペレーション |
研究概要 |
プラント運転の異常対応時におけるヒューマンエラーを含むオペレータの行動を、認知情報処理モデルを用いたダイナミックシミュレーションによって理解し、適切な対策を考えるのに役立つ方法を開発することを目的とした本研究で、次の3つの成果を得た。 1.心身状態を考慮した新しい認知情報処理モデル(オペレータモデル)をPC上に実装し、ボイラープラントのリアルタイムシミュレータと結合することによって、プラント運転やシミュレータトレーニングの現場で実際に観察されている状況を再現できるようにした。これによって、プラントの異常対応時に起こるヒューマンエラーの発生メカニズムを心身状態の変化を参考にしながら認知情報処理レベルで考察することが可能になった。 2.認知情報処理モデルを仮想オペレータとして、プラント運転の基盤であるグラフィック画面の評価および改善に役立てる方法を提案した。これは画面設計者を支援する方法として使用できると共に、オペレータへの種々の支援を検討する際のツールとしても利用することができる。 3.オペレータモデルを参考モデルとして、多くの自動車事故の原因となっているドライバの認知・判断エラーを考察するためのドライバモデルを提案した。このモデルを用いることによって、例えば、交差点進入行動を認知情報処理レベルで分解することできる。結果をチャートで表すことによって運転行動の違いを認知情報処理レベルで明らかにすることができ、教育や支援に役立てることができる。
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