研究課題/領域番号 |
15203018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
米倉 誠一郎 (2004-2005) 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (00158528)
宮原 諄二 (2003) 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (50303053)
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研究分担者 |
中馬 宏之 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (00179962)
長岡 貞男 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (00255952)
武石 彰 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (60303054)
青島 矢一 一橋大学, イノベーション研究センター, 助教授 (70282928)
軽部 大 一橋大学, イノベーション研究センター, 助教授 (90307372)
米倉 誠一郎 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (00158528)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
26,910千円 (直接経費: 20,700千円、間接経費: 6,210千円)
2005年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2004年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2003年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | 日本の競争力 / エレクトロニクス産業 / 自動車産業 / 複雑性の増大 / 技術集約的産業 / 生産性分析 / 国際競争力 / イノベーション能力 / 学際的アプローチ |
研究概要 |
平成15年度より三年間にわたって進めてきた本プロジェクトは、日本の技術集約的産業の競争力を評価し、その課題を明らかにすることを目的として行われた。一橋大学イノベーション研究センターの研究者と、米国マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院の研究者が共同で取り組み、毎年、国内外で研究発表と意見交換の場をもうけながら、個々の研究とそれらを統括する議論を重ねてきた。本プロジェクトを通じて導かれた知見を簡潔に表現すれば、「日本の二大産業の内、自動車産業は、その安定したビジネスのシステムの下で優れた競争力を維持しているのに対して、エレクトロニクス産業が競争力を弱めており、技術・市場の加速度的な複雑性の増大やデバイスへの付加価値の集中傾向に対して的確な経営手法・体制がとれていないこと、一方で多角化・国際化などによる自身の組織の複雑性の増大に翻弄されていることがその要因となっている」となる。これらの知見を著作物としてまとめ、一般読者向けに公表すべく、参加メンバー(一橋大学イノベーション研究センター、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院)による執筆作業を進めており、平成18年度中に出版(東洋経済新報者から出版の予定)の運びとなる見通しである。その章立ては以下の通りである。 序 1.本書の狙い、背景、全体の構成 パートI.外からみた日本の競争力論の俯瞰図:全体像と分析のあり方 2.日本の競争力論の全体像(経済、経営、政治、教育ほか) 3.日本のビジネスシステムをめぐる評価の変遷と背景 パートII.エレクトロニクスと自動車産業にみる日本の競争力問題 4.マクロからみた二大産業のこれまで 5.半導体産業 6.携帯電話 7.デジカメ 8.家庭用ゲーム 9.自動車 パートIII.日本の課題 自動車産業の成功とエレクトロニクス産業の苦闘:日本の挑戦
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