研究課題/領域番号 |
16206090
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リサイクル工学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
恒川 昌美 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (40002026)
|
研究分担者 |
廣吉 直樹 (広吉 直樹) 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教 (50250486)
伊藤 真由美 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10339690)
米田 哲朗 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00002056)
名和 豊春 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30292056)
平島 剛 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (00175556)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
44,590千円 (直接経費: 34,300千円、間接経費: 10,290千円)
2007年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2006年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2005年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2004年度: 19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
|
キーワード | 廃棄物 / 資源化 / リサイクル / 都市鉱山 / ホロニック・パス / 選別技術 / ジグ / 環境修復 / 複合廃棄物 / アーバンマイン / 廃水処理 / ジグ選別 / 都市域 / 廃OA機器 / 廃コンクリート / 比重選別機 / リーチング |
研究概要 |
都市域の廃棄物資源化拠点としてのアーバンマインについて検討し,その構築に不可欠な要素技術を開発するとともに,これらの成果を活用した自律分散型のアーバンマインとそれらを緩やかにリンクさせたシステム(ホロニック・パス)について考察し提言した。主な成果は,以下のようである。 1) 廃棄物中の有価物を資源化・リサイクルするのに適した湿式比重選別機として網下気室型比重選別機 (RETAC Jig) を開発し,本機を用いて次のような実証試験を行い,その有用性を確認した。 a) 廃コンクリートからの骨材,モルタル分の回収・リサイクル b) 廃蛍光管からの各種ガラスの回収・リサイクル c) 鉛汚染土壌中の鉛粒子の回収 d) 使用済自動車や廃家電のリサイクル工場で発生するシュレッダーダスト中の有価物回収 2) また本機をベースに,固体粒子の比重と表面濡れ性の差を利用して,比重差が無くても選別できるHybrid Jigを世界で初めて開発した。さらに,水より軽い物質の選別が可能なReverse Jigも開発した。 3) Ni-水素電池から正極物質,負極物質を効率よく分離・回収するプロセスを開発した。 4) 重金属汚染土壌からの重金属回収,汚染防止のための技術として,microencapsulation法およびleaching,cementation, magnetic separationからなるハイブリッド処理法を開発した。 5) 自律分散型のアーバンマインとそれらを緩やかにリンクさせたシステムについて提言した。
|