研究課題/領域番号 |
18255014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
長谷川 周一 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (10333634)
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研究分担者 |
波多 野隆介 (波多野 隆介) 北海道大学, 大学院・農学研究院, 教授 (40156344)
斎藤 秀之 北海道大学, 大学院・農学研究院, 助教 (70312395)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
32,110千円 (直接経費: 24,700千円、間接経費: 7,410千円)
2008年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2007年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2006年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
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キーワード | 東シベリアタイガ / 森林火災 / 地球温暖化 / 炭素固定機能 / 土壌水分 / 土壌呼吸 / 温暖化効果ガス / 個葉の分光放射特性 / 東シベリア |
研究概要 |
東シベリアカラマツ成熟林に対する地表火の影響は年降水量により異なり、平年並みでは地表面からの蒸発速度と土壌の貯水量が地表火の影響を受けず、林床植生の焼失で余剰になった土壌水分がカラマツ成熟木に利用されて林冠の炭素固定能力が向上した。しかし、多雨年が続くと地表火跡地の土壌含水率は飽和へ近づき、林冠木の衰退・枯損を誘発して炭素固定機能は低下した。森林衰退の跡地は湿地化が進み、生態系の遷移が沼地化へと不可逆的に移行して温暖化効果の多大なCH4放出源を作り出すことが懸念された
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