研究課題/領域番号 |
18350037
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
上舘 民夫 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70185990)
|
研究分担者 |
谷 博文 北海道大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10271644)
石田 晃彦 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教 (20312382)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
16,240千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 2,040千円)
2007年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2006年度: 7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
|
キーワード | ペルオキシダーゼ / ルミノール / リポソーム / 化学発光 / ナノリアクター / ネミノール / ペルオシダーゼ |
研究概要 |
1.ペルオキシダーゼ内封リポソームの調製法の検討 押出し法により、フォスファチジルコリン(PC)、フォスファチジルグリセロール(PG)及びコレステロール(Chol)からなるリポソームに西洋わさび由来のペルオキシダーゼ(HRP)を封入した。その結果、内封されたHRPの分子数は約1200であった。一方、リポソームに内封するHRPの分子数を増大するため、凍結融解法によるHRP内封リポソームの調製を試みた。その結果、約3600分子のHRPが内封でき、押出し法と比較して、内封するHRPの分子数を約3倍増大することに成功した。 2.リポソーム中のHRPの高感度検出法の開発 標準系およびリポソーム系について、最適濃度条件でHRPの定量下限を求めたところ、標準系では3.0x10^<-9>M、リポソーム系では1.0x10^<-9>Mとなり、リポソームの内水相をナノリアクターに用いると、より高感度にHRPの検出ができることが明らかになった。 3.HRP内封リポソームの抗体への結合と発光強度の比較 HRP内封リポソームを免疫測定法の標識体に応用するため、リポソームを抗体に結合することを試みた。その結果、HRP内封リポソーム標識化抗体当りの発光強度は、ビオチン-アビジン結合HRP標識体と比較して125倍増大することが明らかになった。
|