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フラクタルと自己相関による都市の空間解析とそれに基づく環境評価システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18700239
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 感性情報学・ソフトコンピューティング
研究機関兵庫県立人と自然の博物館

研究代表者

客野 尚志  兵庫県立人と自然の博物館, 自然・環境マネジメント研究部, 主任研究員 (80322725)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
2,220千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードフラクタル / 空間的統計処理 / 人工衛星データ / 空間的自己相関 / プログラミング / GIS / 社会統計データ / 土地利用 / 土地被覆
研究概要

本研究では日本の都市およびその周辺地域を対象に、フラクタルと空間的自己相関、エントロピーを用いた土地利用解析のシステムを開発し、それがどの程度都市の土地利用の質的な差異を表現しえているのか検証した.解析に当たっては,GISで前処理したデータを独自に開発した土地利用解析システムにて解析し、あらかじめ設定した任意の空間単位でエントロピーと空間的自己相関,フラクタルを算出できるようにした.土地利用は予めいくつかのグループに分類しておき、着目している土地利用か否かという観点から二値の土地利用分布図を作成して、それぞれの土地利用において各指標がどのような状態量を表現しているのか詳細に検証した.その結果、フラクタルに関しては土地利用の微細な変化に対して敏感に値が変化し、必ずしも日本の都市の土地利用を表現するには適切ではなかったが、空間的自己相関とエントロピーについては、都市の土地利用分布を適切に表現することが可能で、さらにこれらがそれぞれ別の状態量を示すことから、これらを組み合わせることにより、都市環境の質を定量的に表現する新しい指標として活用できる可能性があることが明らかにされた.

報告書

(4件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Quantitative Representation of Distribution and Mixture of Urban Land Use Through Spatial Autocorrelation and Information Entropy2008

    • 著者名/発表者名
      Takashi KYAKUNO
    • 雑誌名

      Journal of Asian Architecture and Building Engineering 7(2)

      ページ: 427-434

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書 2008 研究成果報告書
    • 査読あり

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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