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「協同的な学び」を通した子ども期にふさわしい男女共同参画社会意識の芽生え

研究課題

研究課題/領域番号 18810039
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 ジェンダー
研究機関就実大学 (2007)
兵庫大学短期大学部 (2006)

研究代表者

佐藤 和順  就実大学, 人文科学部, 准教授 (10413436)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード男女共同参画 / ジェンダー / 協同的な学び / 幼稚園教諭
研究概要

本年度は研究目的達成のため次のような研究を実施した。
1.男女共同参画社会の先進地域であるスウェーデンの幼児教育施設を訪問し、保育者・保護者に聞き取り,調査を行った。その結果、わが国と男女共同参画に関する意識の明確な乖離は認められなかった。ただ、わが国と比して男女箕詞参画社会実現のための制度が充実しており、今後はわが国でも制度の検討が重要であると考えられる。
2.研究対象園において男女共同参画をテーマにした研究保育を実施し,研究に参加している教員と保育の検証を行った。教員自身が、男女共同参画社会についての正しい理解をすることが重要であることが確認された。教員の意識が変わることは、保育スキルの変化をもたらすものである。
3.男女共同参画についての研修会に参加の教員の保育を通して,園児が性別役割分業意識をどのように感じているか,具体的にはどのような行動があったか等を検証し、園児への男女共同参画に係る意識の芽生えを確認することができた。ただその芽生えは確定的なものではなく、園児のその後の、環境・保護者・小学校教員とのかかわりに大きく影響されると考えられる。
今後も、男女共同参画社会実現のためには、制度面及び子どもに係る大人の男女共同参画社会推進に足る意識の涵養が必要であると考える。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 「協同的な学び」を通した保育スキル変容に関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤 和順
    • 雑誌名

      就実教育実践研究 1

      ページ: 69-84

    • NAID

      40017033540

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 子どもを取り巻く大人の男女共同参画意識に関する研究2007

    • 著者名/発表者名
      佐藤 和順
    • 雑誌名

      就実論叢 37

      ページ: 13-27

    • NAID

      40015887571

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 「協同的な学び」を通した男女共同参画意識の変容に関する研究2007

    • 著者名/発表者名
      佐藤 和順
    • 学会等名
      日本保育学会第60回大会
    • 発表場所
      十文字学園女子大学
    • 年月日
      2007-05-20
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www7b.biglobe.ne.jp/~wajun/jyosei.html

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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