研究課題/領域番号 |
19591506
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
清水 智治 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (70402708)
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研究分担者 |
村田 聡 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (90239525)
阿部 元 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (80283563)
遠藤 善裕 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (40263040)
来見 良誠 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (70205219)
谷 徹 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (20179823)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 乳腺外科学 / 乳房温存療法 / 低侵襲治療 / センチネルリンパ節生検 / リアルタイムMRI / 乳癌 / 3)センチネルリンパ節生検 |
研究概要 |
本研究課題は、リアルタイムMRIナビゲーションを利用した乳癌に対する低侵襲治療システムの確立を目的として行った。乳房全摘術前に患者に同意のもと、MRガイド下に乳癌に対するマイクロ波凝固療法を行った。我々はヒト生体内で乳腺腫瘍のアブレーションが安全で可能であることを確認した。全身麻酔下にオープンMR装置に患者を仰臥位とした。リアルタイムMR画像にて腫瘍の位置を観察しモニターしながら穿刺が可能であった。腫瘍は1セッション凝固された。マイクロ腫瘍凝固後に乳房全摘術を施行した。摘出標本の肉眼所見と顕微鏡所見を検討した。腫瘍の凝固範囲は約20×30mmであることを確認した。NADH染色にて腫瘍部分の生物活性の消失を確認した。皮膚には合併症は認めなかった。我々の研究によりヒト生体内でもマイクロ波凝固は安全で可能であることが示唆された。を行った場合でも十分な凝固が得られることが確認された。将来の臨床応用を可能とする基礎的な情報を得ることができた。
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