研究課題/領域番号 |
20591528
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構九州がんセンター臨床研究部 |
研究代表者 |
副島 雄二 独立行政法人国立病院機構九州がんセンター臨床研究部, 統括診療部, 消化器外科医長 (30325526)
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研究分担者 |
前原 喜彦 九州大学, 教授 (80165662)
武冨 紹信 九州大学, 助教 (70363364)
吉住 朋晴 九州大学, 大学病院, 特別教員 (80363373)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 移植外科学 / 肝細胞癌 / 遺伝子治療 / インターロイキン12 / ヒアルロン酸くし型共重合体 |
研究概要 |
(1)IL-12遺伝子発現プラスミドの精製:2ヶ所の発現領域(EcoR1, BamHI)を有するpCAGGSにそれぞれ1008bpのマウスIL-12 p40 cDNAと1260bpのIL-12 p35 cDNAを挿入したプラスミドを用い、LB培地にて大量培養後、プラスミドを精製・回収し、目的とするプラスミドが得られている事を確認した。 (2)PLL-g-HAの精製を高分子ヒアルロン酸をヒアルロニダーゼを用いて切断し、低分子ヒアルロン酸を得た。ヒアルロン酸(HA)とポリ-L-リシン(PLL)の重合反応を行い、凍結乾燥にてPLL-graft-HAの粉末を得た。 (3)PLL-g-HAとpCAGGS-mIL12の重合確認:1M NaCl 10mM PBS(-) (ph=7.4)に溶解したプラスミドDNAに、同バッファーに溶解したPLL-g-HAをN/P比=0,0.5,1,2,3,4,5となるように加え、1時間室温にてインキュベーションした後、NaCl濃度が137mMとなるようにリン酸緩衝液(ph=7.4)を加えて希釈。更に30分間のインキュベーションを行い重合反応とした。アガロースゲルにて電気泳動し、プラスミドのバンド消失をもって重合の確認とした。N/P比=0.5よりバンドの消失が認められ、N/P比=3にて完全なるバンドの消失を認めた。 (4)腫瘍接種モデルの確立:MH134肝癌細胞株を用いたC3H(H-2k)マウス皮下腫瘍モデルを確立し、IL-12遺伝子を組み込んだplasmidを、エレクトロポレーション法を用いて腫瘍内に100μg遺伝子導入した。Day28における各4群間での原発皮下腫瘍容積の比較を行ったところ、IL12群で有意に腫瘍抑制効果を認めた。 PLL-g-HA/pCAGGS-mIL-12による肝類洞内皮細胞への遺伝子発現の確認はできなかった。
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