研究課題/領域番号 |
21380112
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉水 守 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 特任教授 (40122915)
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研究分担者 |
笠井 久会 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 准教授 (50399995)
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連携研究者 |
西澤 豊彦 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 准教授 (10222184)
高見 生雄 長崎県水産試験場, 対馬水産業普及指導センター, 所長 (50506178)
大迫 典久 水産総合研究センター増養殖研究所, 魚病診断・研修センター, センター長 (30221823)
呉 明柱 Nhonnam National University, Department of Aqualife Medicine, Professor
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 魚病 / ウイルス / ワクチン / ds-RNA / Poly(I:C) / インターフェロン / 免疫 |
研究概要 |
本研究で実用化を目指した「ds-RNA型」ワクチンは,申請者らが開発してきた「mRNA型」ワクチンを発展させたものであり,ds-RNA接種により産生されるインターフェロンを利用した簡便かつ実用的な魚類ウイルスに対する免疫方法である。Poly(I:C)をニジマス,マハタ,ヒラメに投与し,魚を一過性の抗ウイルス状態とし,それぞれ伝染性造血器壊死症,ウイルス性神経壊死症,ウイルス性出血性敗血症原因ウイルスで攻撃して生存率を対照と比較した。3例共にワクチン効果が確認でき,この間に養殖環境中に存在する病原ウイルスに暴露させることでウイルスに対する特異免疫を誘導することもできた。さらに実用化に向け,魚毒性の心配がない用法・容量を定めることができた。
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