研究課題/領域番号 |
21510242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
矢部 和夫 札幌市立大学, デザイン学部, 教授 (80290683)
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研究分担者 |
石川 幸男 専修大学北海道短期大学, みどりの総合科学科, 教授 (80193291)
山田 浩之 北海道大学, 大学院・農学研究院, 助教 (10374620)
金子 正美 酪農学園大学, 環境システム学部, 教授 (00347767)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 生物多様性保全 / fen meadow / 高茎湿生草原 / ハンノキ林 / 年齢解析 / 湿原面積 / 無機イオン / 窒素負荷 / 水位 / 二次草原 / ハンノキ林化 / 水位低下 / 塩類流入 |
研究概要 |
本研究は、ウトナイ湖で近年急速に減少した高茎湿生草原の成立・維持のしくみを解明し、その保全方法を探ることを目的としている。1975年から2009年の間に急激なハンノキ林化による高茎湿生草原の減少がみられた。このような急激な高茎湿生草原の減少は、フェンが乾燥によって劣化した一時的な中生草原であることを示している。 高茎湿生草原の環境は、水位はフェンとハンノキ湿生林の中間の値であり、窒素や無機イオン量が少なかった。流入河川は養分や無機イオンが多かったので、ウトナイ湖の水位上昇による湖水の供給が高茎湿生草原を再生するために、もっとも適切な方法である。
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