研究課題/領域番号 |
21770128
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造生物化学
|
研究機関 | 北海道大学 (2010) 独立行政法人国立長寿医療研究センター (2009) |
研究代表者 |
湯山 耕平 北海道大学, 大学院・先端生命科学研究院, 特任助教 (80415546)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 糖質 / ガングリオシド / アルツハイマー病 / エクソソーム |
研究概要 |
アミロイドβ蛋白質(Aβ)の重合体形成は、現在有効な治療法のないアルツハイマー病の病態発生において中核となる現象であると考えられており、その形成メカニズムの解明が待たれている。本研究課題では、Aβ重合の核となることが知られている膜脂質ガングリオシドの分泌顆粒による細胞外放出および細胞外でのAβ重合に対する影響について検討した。その結果、ガングリオシドGM1は、マウス初代培養神経細胞からエクソソームと呼ばれる顆粒に結合したかたちで細胞外に放出され、このエクソソーム結合型GM1は、Aβ重合を促進する能力を有することを見出した。
|