研究課題/領域番号 |
21791780
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
長谷部 晃 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (90281815)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 口腔細菌学 / リポタンパク質 / 付着因子 / TLR2 / FSL-1 / クラスリン依存的 / CD14 / CD36 |
研究概要 |
マイコプラズマは細胞壁を欠き、細胞膜リポタンパク質が宿主細胞のToll様受容体(TLR)2で認識される。また、一部のマイコプラズマは宿主細胞への侵入性を有することから、Mycoplasma hominisのリポタンパク質を精製しその性状を調べた。その結果、これまで報告のあった50kDaのアドヘジンとN 末端アミノ酸配列が相同で、分子量が10kDa小さいリポタンパク質の欠損変異体を同定した。このリポタンパク質はマクロファージを活性化するだけでなくTLR2非依存的に宿主細胞への付着に関与するということなどを明らかにした。さらにマイコプラズマがリポタンパク質を介して宿主細胞に影響を与えることから、マイコプラズマが培養細胞に混入した場合の除去方法についても検討した。以上のことは国際的な学術雑誌に投稿準備中である。
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