研究課題/領域番号 |
22540356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
北 孝文 北海道大学, 大学院・理学研究院, 准教授 (20186224)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ボーズ-アインシュタイン凝縮 / 自発的対称性の破れ / 場の量子論 / ボーズ・アインシュタイン凝縮 / グリーン関数 / ボゴリュボフ励起 / 超流動 / 超伝導 / BCS-BECクロスオーバー / ゴールドストーンの定理 / 南部-ゴールドストーン・ボゾン / 自己無撞着摂動展開 / 保存近似 / 密度揺らぎ |
研究概要 |
新たな自己無撞着摂動展開法を用いて、ボーズ-アインシュタイン凝縮相の励起モードの理論的研究を行った。従来の定説では、この系の唯一の素励起は「ボゴリュボフ・モード」であり、それは音波で、かつ自発的対称性の破れに伴う「南部‐ゴールドストーン・ボゾン」であると考えられてきた。しかし、今回の研究により、この通説は覆され、一粒子励起と二粒子励起が別物であることが明らかになった。また、弱く相互作用するボーズ粒子系の基底状態エネルギーに関するリー-ファン-ヤンの良く知られた表式も、自己エネルギーに対するこれまで見落とされてきた新たなファインマン図形の寄与により、変更を受けることが明らかになった。
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