研究課題/領域番号 |
22700868
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小野寺 康仁 北海道大学, 大学院・医学研究科, 助教 (90435561)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 乳癌 / 糖代謝 / 3次元培養 / シグナル経路 / ヘキソサミン合成経路 / O-GlcNAc修飾 / Warburg効果 / シグナル伝達 |
研究概要 |
本研究では、乳がん細胞の3次元培養系を用いて、がん細胞の糖代謝亢進によるシグナル経路制御メカニズムを解析した。特に、解糖系から分岐するヘキソサミン合成経路に着目し、この経路に関与する酵素の活性が、がん細胞のシグナル活性や悪性形質において根幹的な役割を果たしていることを明らかにした。また、同経路の下流で行われるタンパク質のO-GlcNAc修飾や、それに関与する酵素の活性が重要であることも見出した。がん細胞特異的にO-GlcNAc修飾を受けるタンパク質の同定を行い、それぞれのがん細胞における機能やO-GlcNAc修飾の意義について解析を継続している。
|