研究課題/領域番号 |
22780282
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
木之下 明日香 (瀬戸口 明日香) 鹿児島大学, 農学部, 准教授 (00396813)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 犬 / 腫瘍 / 免疫療法 / ペプチドワクチン / 臨床獣医学 / 内科 / 治療 |
研究概要 |
犬の自然発生腫瘍に対する免疫療法の開発としてWT1蛋白を標的としたペプチドワクチンによる免疫療法の可能性を探索した。ペプチドワクチン作成にあたり、犬WT1遺伝子を単離し、その塩基配列を決定した。2つのcDNAクローンが得られたが、いずれも人で報告のあるアイソフォームと同等の構造を有し、うち1つは腫瘍において高発現しているアイソフォームであったことから、このクローンの予測されるアミノ酸配列に基づきペプチドを作成した。一方、犬の正常組織および自然発生腫瘍組織におけるWT1蛋白の発現について免疫組織化学を用いて検討したところ、正常組織では腎臓、脾臓、肺、卵巣といった限られた組織においてわずかに発現が認められるのみであったのに対し、腫瘍組織においては様々な組織で強い発現が認められた。
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