尾部退行症候群を示すSd変異マウスの分子メカニズムの解析

Research Project Number:22791388

Principal Investigator

  • FY2010~FY2012

    • 仙波 圭
    • Researcher Number:00398190
    • 熊本大学・生命資源研究・支援センター・特定事業研究員


Basic Information of this Research Project(Latest Year)

  • Project Year

    April 1, 2010~March 31, 2013(estimated)

  • Research Field

    整形外科学

  • Screening Classification

  • Research Category

    若手研究(B)

  • Research Institution

    熊本大学

  • Budget Amount

    • Total:¥4030000
    • FY2010:¥1820000 (Direct:¥1400000, Indirect:¥420000)
    • FY2011:¥1430000 (Direct:¥1100000, Indirect:¥330000)
    • FY2012:¥780000 (Direct:¥600000, Indirect:¥180000)

Abstract(Latest Report)

我々はSdのコスミドライブラリーを使用した詳細なゲノム解析を行った結果、Sd表現型の原因はトランスポゾン(ETn)挿入変異であり、ゲノムトランスジェニックマウスの作出によりETn挿入に隣接したsense/antisense遺伝子が原因領域であることを証明した。このsense/antisense遺伝子領域であるGm13336 (AK)/Ptf1aをETn挿入変異アレルで破壊しSd表現型に与える影響を検討した。まず我々が樹立したSd/+-ES細胞のAK/Ptf1a破壊マウスを作出したところSd表現型が消失することがわかった。これによりSd遺伝子はAK/Ptf1a遺伝子であることが判明した。しかし、このsense/antisense領域はそれぞれAKとPtf1aの転写産物を作ることより、ETn alleleで破壊したAK/Ptf1a領域にAKとPtf1aの転写産物をノックインすることでそれぞれのレスキューマウスを作出した。すると、Ptf1aの転写産物のレスキューマウスのみでSd表現型を再現することができた。次に、Ptf1a領域にlacZを挿入することで変異アレルからのPtf1a発現が、脊索、cloaca、中腎で発現していることがわかった。これは、発生時期の膵臓で主に発現するPtf1aが、Sd胚で表現型を示す原基で異所性発現することで脊椎欠損、鎖肛、腎臓欠損の原因となっていることを強く示唆した。またSd胚の発現プロファイリングをしたところ、Sd胚においてCdx2、T発現が有意に減少していることがわかった。そこで、野生型ES細胞にPtf1aを強制発現させたところ、Cdx2、TだけでなくWnt3a、Cyp26a1も減少させることがわかった。このことは、Sd発症メカニズムは、Ptf1aの脊索、cloaca、中腎での異所性発現によるCdx2シグナル経路の抑制が原因であることを強く示唆した。

Progress Status(Latest Report)

  • Status

    ()

  • The Reason

    24年度が最終年度であるため、記入しない。

Planning for the Future Work(Latest Report)

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URI of this page

http://kaken.nii.ac.jp/d/p/22791388.en.html