研究課題/領域番号 |
23406020
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
衛生学
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
高村 昇 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 教授 (30295068)
|
研究分担者 |
林田 直美 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 講師 (00420638)
松田 尚樹 長崎大学, 先導生命科学研究支援センター, 教授 (00304973)
中島 正洋 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 講師 (50284683)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2013年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2012年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
|
キーワード | 甲状腺がん / 放射線 / 内部被ばく / チェルノブイリ / 甲状腺 / 甲状腺結節 |
研究概要 |
チェルノブイリ事故後、小児甲状腺がんが激増したが、甲状腺がんと甲状腺結節との発生頻度には地域ごとに強い相関があることも示された。そこで我々は、ジトミール州において、事故後のスクリーニングで甲状腺結節を指摘された住民(結節群)と、甲状腺異常を指摘されていない住民を対照群として追跡スクリーニングを行い、甲状腺結節の長期的予後についての臨床疫学研究を行った。その結果結節群では結節数、径ともに有意に増加していたのに対し、対照群では結節の発生は認められなかった。細胞診での悪性は結節群の3例のみであったが、悪性の可能性が否定できない判定困難例を併せるとその割合は対照群より有意に高かった。
|