研究課題/領域番号 |
23590870
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
徳田 安春 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20505036)
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研究分担者 |
片岡 仁美 岡山大学, 医学部, 教授 (20420490)
野口 善令 京都大学, 大学院医学研究科, 非常勤講師 (30293872)
寺澤 秀一 福井大学, 医学部, 教授 (30324164)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 臨床推論 / 診断推論 / 診断エラー / 認知バイアス / システム1 / システム2 / 国際情報交換:米国 / 国際情報交流:米国 |
研究概要 |
医学生における臨床推論能力を評価し、ケース難易度と推論プロセスのパフォーマンスとの関係を世界で初めて明らかにした。難易度の低いケースでは、直覚的推論(システム1)が有効で、難易度の高いケースでは分析的推論(システム2)が有効であった。難易度の高いケースでは、システム2に対する鑑別診断リマインダー介入が有効であった。また、Eラーニングを用いて臨床推論学習プログラムを開発した。学習満足度は高いことが示され、推論能力の向上への有効性が示された。これらの介入によって、推論エラーを減らして患者アウトカムを改善させることにより、医療の質を向上させることにつながることが期待される。
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