研究課題/領域番号 |
23820010
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 一橋大学 (2012) 東京大学 (2011) |
研究代表者 |
小泉 順也 一橋大学, 大学院・言語社会研究科, 准教授 (50613858)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | フランス近代美術史 / 芸術家受容 / ポール・ゴーガン / コレクション / 美術館 |
研究概要 |
本研究は、ポール・ゴーガン(1848‐1903)のフランスにおける受容を、美術館におけるコレクション形成史の観点から検証するものである。具体的には、美術館委員会の議事録などの一次資料を参照した上で、美術史の同時代的なコンテクストに焦点を当てながら、芸術家受容において美術館が果たした役割を分析した。フランス各地の美術館に所蔵されたゴーガン作品を調査した結果、コレクターの寄贈や遺贈によってもたらされた作品が大半であるのに対し、購入によって収蔵された作品は僅かで、その経緯をめぐる更なる調査が必要であることが確認された。美術館は歴史を映し出す鏡であるだけでなく、歴史的な変化を促す装置でもあり、そこには様々な要因が絡み合っている。本研究を通して、ゴーガンの芸術家受容とコレクション形成史の密接な繋がりを示すことができた。
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