研究課題/領域番号 |
23830022
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会法学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
相澤 美智子 一橋大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (50334264)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 障害者 / 差別禁止法 / 間接差別 / 合理的便宜 |
研究概要 |
障害をもつアメリカ人法(ADA)における「合理的便宜」と、1964年公民権法第7編における「差別的効果(間接差別)」とは、差別の禁止とコスト上の負担との関係において、相対立する概念である。近年のアメリカにおいては、雇用差別禁止法の衰退が著しく、ADAに関しては判例の展開などの目立った動きがない。労働者は個別的労働関係紛争が生じた場合に、これを司法などの公的紛争処理機関に申立てると、義務的紛争事前解決条項(義務的仲裁条項)違反として即時解雇されるため、差別問題は公的には法律問題としては浮上しなくなっている。
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