研究課題/領域番号 |
24360369
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐藤 努 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10313636)
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研究分担者 |
小暮 敏博 東京大学, 理学研究科, 准教授 (50282728)
名和 豊春 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (30292056)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 地質汚染修復 / セシウム / 土壌汚染 / 環境修復 / 福島 / 粘土鉱物 |
研究成果の概要 |
本研究では、福島第一原子力発電所事故で環境中に放出されたセシウムを固定している粒子を明らかにし、それを基に、土壌の減容化を可能とする分級方法や合理的で安全なセメント固化法について提案することを目的とした。その結果、放射性セシウムを多く吸着している粒子は、複数の鉱物の凝集態、有機物と鉱物の複合体、風化雲母片に大別され、これらは多孔質天然材料である珪藻土、あるいは通常の湿式分級法により分級可能であることが明らかとなった。さらに、固定化されていないセシウムはゼオライトで吸着除去した後に処分することが予想されるが、通常のスラグセメントで浸出性の低い安全な固化体となることが明らかとなった。
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