研究課題/領域番号 |
24380107
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小路 淳 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (10397565)
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研究分担者 |
高須賀 明典 国立研究開発法人水産研究, 教育機構・中央水産研究所・資源管理研究センター, グループ長 (00392902)
三田村 啓理 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (20534423)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 沿岸 / 生態系 / 食物網 / 時空間変動 / 魚類生産 / 季節変動 / 南北比較 / 沿岸生態系 / 複合生態系 / 生産構造 / 栄養フロー / 生態系サービス |
研究成果の概要 |
沿岸生態系における魚類群集の主要な捕食者―被捕食者を特定するための魚類群集調査と胃内容物解析を広域的に実施した.コアサイトとして季節別調査を実施した瀬戸内海と北海道では,季節に関係なく捕食者のバイオマスが夜間に増大することが明らかとなった.日中に比べて夜間に藻場を利用する大型魚食性魚類が増加することにより,小型魚類の被食リスクが高まる傾向が南北サイト,季節で共通して認められたことは,夜間の藻場において日中よりも捕食圧が高まることが普遍的なものであることを支持している.一連の結果から,沿岸域の食物網構造は,小さい時空間スケールで大きく変動する特性を備えていることが明らかとなった.
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