研究課題
基盤研究(C)
X線の表面散乱・回折手法を主な研究手段として、生分解性高分子や生体高分子等の薄膜やその表面、基板との界面における構造とモフォロジーの形成・消失過程の定量的な観察を行った。分子性物質の融解、結晶化、ガラス化は界面と分子の相互作用や、運動可能な領域(膜厚)により大きく変化するため、生分解性高分子薄膜の融解、結晶化、ガラス化に伴って生じる固有の構造とモフォロジーの定量的な観察と理解は物性の理解と構造制御手法の確立に際して極めて重要な知見を提供するものである。今回特にポリヒドロキシ酪酸(PHB)とポリ乳酸(PLLA、PDLA)等の薄膜について研究を行い、結晶化度と分子の配向性の制御に成功した。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (37件) (うち招待講演 2件) 備考 (4件)
J. Synchrotron Rad.
巻: 21 号: 1 ページ: 61-61
10.1107/s1600577513029706
Polymer Journal
巻: 46 号: 12 ページ: 873-879
10.1038/pj.2014.80
RSC Advances
巻: 4 号: 74 ページ: 39101-39109
10.1039/c4ra04752d
Journal of the Physical Society of Japan
巻: 83 号: 7 ページ: 073601-5
10.7566/jpsj.83.073601
210000133160
The European Physical Journal E
巻: 36 号: 6 ページ: 66-73
10.1140/epje/i2013-13066-3
Chinese Journal of Polymer Science
巻: 31 号: 3 ページ: 407-418
10.1007/s10118-013-1240-9
Macromolecules
巻: 46 号: 4 ページ: 1573-1581
10.1021/ma302349a
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~itakahashi/jap/index.html
http://www.kwansei.info/src/
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~itakahashi/jap/reseach.html