研究課題
若手研究(A)
気相中で微粒子が核生成する際の温度と濃度を干渉計を用いて決定することに成功し、核生成理論を用いることで、ナノ粒子の表面自由エネルギーと付着確率の決定に成功した。その結果、均質核生成には10の4乗から10の14乗という超高過飽和が必要であり、付着確率は0.01%という小さな値を取ることが分かった。また、非晶質相が核生成した後に結晶相に転移することや、核生成初期には結晶構造が未決定なことなど、均質核生成の描像の一端を解明した。
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