研究課題/領域番号 |
24730509
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
清水 裕士 広島大学, 総合科学研究科, 助教 (60621604)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 社会規範 / 文化的信念 / ソーシャルサポート / 当為的信念 / 伝達学習 / 対人関係の規範的信念 |
研究成果の概要 |
社会関係における規範の成立として、最も基本的な人間関係である友人関係に焦点を当て、友人関係における非互恵的利他性の規範がいかにして形成されるかについて検討を行った。そこで「友人関係のかけがえのなさ」に注目し,友人関係は互いに病気や怪我といった危機を管理するために,互いに代替不可能な関係を作ることによって,非互恵的利他性の規範が形成されると予測した。 研究の結果,かけがえのない関係を作ることが非互恵的利他性の信念を形成していることが明らかとなった。また,友人からかけがえのない人と思われているかどうかをチェックするために,友人に対する協力の要請を間接的に行うことが利用されることも明らかとなった。
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