研究課題/領域番号 |
24740298
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉澤 和範 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (70344463)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 表面波 / トモグラフィー / リソスフェア / アセノスフェア / 地球・惑星内部構造 / 上部マントル / 地球内部構造 |
研究概要 |
リソスフェア-アセノスフェア境界(LAB)の3次元的な空間分布を,マルチモード表面波による3次元S波速度分布とその鉛直勾配から推定する手法を開発した.特に高精度な3次元モデルが得られた豪州大陸に応用し,大陸全域のLABの空間分布復元に成功した.さらに,推定されたLAB分布と,3次元異方性分布や実体波レシーバ関数の結果との関係についても詳細な検討を行った.また表面波による3次元速度構造の更なる高精度化に向けた新しい2点間波形解析法の開発も行った.これを特に高密度な観測網が展開されている北米大陸に応用し,従来の1点法に基づくトモグラフィーモデルに比べて,水平分解を格段に向上できることが示された.
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