研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、職場のストレスや幸福感といった主観的感情が個人の健康状態に及ぼす影響を社会・文化的基盤と精神医学・遺伝的基盤の双方の機能から実証的に検証することであった。多くの日本企業で終身雇用が崩壊し、年功序列から成果主義へ人事制度が移行する中、文化特徴的要因とその変遷が日本人の心理と健康に及ぼす影響を調査した。結果、米国に比して日本の中年層に特徴的に見られる要因間の関係性、外資系企業に比して制度変遷の著しい日本企業では制度運営の知覚適正度が従業員のコミットにより大きく影響すること、更にそうした日本企業でも働き甲斐や会社に対する誇りといった要因が健康状態に正の関係を持つことが明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (17件) (うち国際共著 5件、 査読あり 15件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 2件、 招待講演 5件)
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