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医療観察法が精神保健福祉士の価値に与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25380747
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

樋澤 吉彦  名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 准教授 (10329352)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
キーワード保安処分 / 医療観察法 / 精神保健福祉士 / ソーシャルワーク / 心神喪失者等医療観察法 / 精神保健福祉法 / 精神保険福祉法 / 精神医療 / 狂気
研究成果の概要

本研究は,保安処分に対して反対の立場を堅持してきた精神保健福祉分野のソーシャルワーカー(PSW)の職能団体である「日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会」(PSW協会)が,一種の保安処分と同定できる「医療観察法」に実質的に関与するに至った過程の検討を通して,関与の正当化論理及び本法における「社会復帰」について明らかにすることを目的として行われた.結果,①PSW協会は「対象者の社会的復権と福祉のための活動」という「使命」を医療観察法への関与の正当化根拠した点,②医療観察法における「社会復帰」とは,本法対象者が再び同様の行為に及ばない環境下で生活し続けることを指す点の2点を明らかにした.

報告書

(4件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2016 2015 2014 2013

すべて 雑誌論文 (3件) (うちオープンアクセス 1件、 査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 保安処分に対する『日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会』(現日本精神保健福祉士協会)の「対抗」と「変節」の過程2016

    • 著者名/発表者名
      樋澤吉彦
    • 雑誌名

      人間文化研究

      巻: 25 ページ: 77-99

    • NAID

      120006839218

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 心神喪失者等医療観察法が顕在化させた 精神保健福祉士が志向する「社会復帰」概念について2016

    • 著者名/発表者名
      樋澤吉彦
    • 雑誌名

      立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻一貫制博士課程審査博士論文

      巻: (無し) ページ: 1-190

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 治療/支援の暴力性の自覚、及び暴力性を内包した治療/支援の是認について-吉田おさみの狂気論を通して2014

    • 著者名/発表者名
      樋澤吉彦
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 42(8) ページ: 207-223

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書 2013 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] 保安処分に対する日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会(現日本精神保健福祉士協会)の『対抗』と『変節』の過程2015

    • 著者名/発表者名
      樋澤吉彦
    • 学会等名
      日本社会福祉学会第63回秋季大会口頭発表
    • 発表場所
      久留米大学
    • 年月日
      2015-09-20
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 正気としての狂気について:吉田おさみの狂気論の検討2013

    • 著者名/発表者名
      樋澤吉彦
    • 学会等名
      日本社会福祉学会第61回秋季大会 口頭発表
    • 発表場所
      北星学園大学
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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