研究課題/領域番号 |
25630047
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 新潟大学 (2014-2015) 東京大学 (2013) |
研究代表者 |
椎野 勇太 新潟大学, 自然科学系, 助教 (60635134)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 生物物理 / 流体工学 / 流体 / 層位・古生物学 / 進化形態学 / バイオメカニクス / 層位・古生物 / 進化 / 最適設計 / CFD |
研究成果の概要 |
絶滅した生物には,特定の機能に特化して進化し,逆にそのせいで絶滅した「失われた機能デザイン」の例が多い.そこで本研究は,現代にはない新たな機能性の着想を目指して,すでに絶滅した翼形態型腕足動物の殻形態を用いて流体力学的研究を行った.流水実験および流体解析の結果,激動な浅海環境に適応を遂げた翼形態種パキシルテラは,流体力学的に不安定な姿勢を取りつつも,きわめて安定した渦様の濾過摂食水流を形成できることがわかった.このような“受動的渦流発生体”は,殻まわりの水流に応じて適切に殻を開閉し,ロバストな機能性を生み出していたことが明らかになった.
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