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自殺予防における福祉モデルの構築―自殺を企図する人の「居場所」の創出に着目して

研究課題

研究課題/領域番号 25780358
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 社会福祉学
研究機関関西学院大学

研究代表者

市瀬 晶子  関西学院大学, 人間福祉学部, 講師 (50632361)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワードオープン・ダイアローグ / 対話的実践アプローチ / 全人的リカバリー / 福祉モデル / 対話的関係 / 社会的ネットワーク / 対話的アプローチ / 当事者 / Emotional CPR / 対話的実践 / オープン・ダイアログ / ナラティブモデル / ナラティヴ / 援助希求
研究成果の概要

本研究では「オープン・ダイアローグ」のアプローチを援用し、自殺予防のモデルを検討した。その結果、以下のような介入論理の枠組みが自殺予防に有用であろうという示唆を得た。1)問題理解においては、自殺関連行動を疾病としてではなく、「自分の経験を意味づけようとしたり、困難な経験に対処したりしようとする試み」であると捉えること、2)介入の望ましい結果は「まだ自殺行動としてしか表現されていない事柄に、新しい理解や意味をもたらすこと」を目指すこと、3)変化をもたらすための方法は、本人と本人を取り巻くサポートシステムをモノローグからダイアローグに開かれたものへと関係性を変えていくことである。

報告書

(6件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2017 2015 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 大学生の自殺予防教育プログラムに向けた「悩みとその対処方法」に関する調査ー相談することの抵抗感に着目してー」2014

    • 著者名/発表者名
      市瀬晶子・引土絵未・李善惠・大倉高志・山村りつ・全海元・高仙喜・倉西宏・尾角光美・木原活信
    • 雑誌名

      人間福祉学研究

      巻: 7巻1号 ページ: 115-127

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 自殺行動の経験者のライフストーリーから見る自殺予防の課題2017

    • 著者名/発表者名
      市瀬晶子
    • 学会等名
      第41回日本自殺予防学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 自殺予防における対話的アプローチの可能性の検討2015

    • 著者名/発表者名
      市瀬晶子
    • 学会等名
      日本自殺予防学会
    • 発表場所
      青森県立保健大学(青森県青森市)
    • 年月日
      2015-09-11
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [学会発表] 大学コミュニティにおける自殺予防研究・実践の動向と課題2014

    • 著者名/発表者名
      市瀬晶子
    • 学会等名
      日本社会福祉学会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2014-11-30
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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