研究課題/領域番号 |
25861630
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 九州大学 (2014-2015) 大阪大学 (2013) |
研究代表者 |
藤本 久貴 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50624227)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 角膜 / 生理機能 / フックス角膜ジストロフィ / 円錐角膜 / 臨界期 / ケラタン硫酸 / カルシウム感受性色素 / 後天的学習 / カルシウムイメージング / 細胞活動測定 |
研究成果の概要 |
角膜内皮細胞の機能的特性および角膜剛性および微細形状の解析を行った。ナノ粒子化したカルシウム感受性色素は非侵襲的に点眼で角膜に負荷可能であり、生理的解析に有用であった。フックス角膜ジストロフィ患者では、角膜内皮細胞の変性進行が場所に依存し、耳下側で重篤であることを示した。円錐角膜の解析では菲薄化、前面と後面急峻化は経時的に進行し、若年者のみならず従来では進行しないと考えられてきた中高年者でも進行する危険性を見出した。また、角膜剛性を担うケラタン硫酸の解析から、予想外に中枢神経系での機能を発見し、後天的音声学習に関係する領域においてケラタン硫酸が生後発達に伴って成熟することを示した。
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