研究課題/領域番号 |
25870003
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
経済史
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
地田 徹朗 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 助教 (10612012)
|
研究協力者 |
窪田 順平 総合地球環境学研究所, 副所長/教授
川端 良子 東京農工大学, 農学府, 准教授
アラディン ニコライ ロシア科学アカデミー動物学研究所, 教授
エルマハノフ ザウルハン カザフ漁業研究所, アラル支部, 支部長
ジョリベコフ バフチヨル タシケント農業大学, ヌクス校, 教授
ヌルタジン サブル カザフ国立大学, 教授
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 環境史 / 中央アジア / 災害 / 環境政策 / アラル海 / ソ連史 / カザフスタン / 地域研究 / 開発と環境 / ウズベキスタン |
研究成果の概要 |
本研究は、「20世紀最悪の環境破壊」とも称されるアラル海での生態危機について「災害」と定義し、1960年代から現在に至るその環境史を包括的に明らかにした。公文書資料・新聞・雑誌を一次資料とするソ連史学的な手法を取ると共に、境界研究、環境社会学、人文地理学などのディシプリンも取り入れ、学際的な研究を目指した。アラル海災害への対応策やアラル海の将来をめぐる「スケールの政治」、災害を防げなかった理由としての時間的・機能的・空間的「ミスフィット」、災害復興と持続可能性の問題など、アラル海災害の個別事例に留まらない、比較検証可能な形での歴史記述を行った。
|