研究課題
若手研究(B)
生物多様性の進化的起源を探るモデルとして、生物集団が島構造を持つ場合に用いる手法として、モーメント展開法とmeta-population fitness法の両者を用いて、進化的分岐が起きる条件を研究した。その結果、2つの手法は完全に同一の結果を生むことが明らかとなった。また、任意の二人ゲームが作る自然淘汰において、島構造は進化的分岐を常に抑制することを示した。これらの結果は、均質な環境が島状に分断されているときは、そうでないときに比べて、生物多様性の出現は分断化自然淘汰によって促進されないことを示している。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件)
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