研究課題/領域番号 |
26289293
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
児玉 大輔 日本大学, 工学部, 准教授 (50307807)
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研究分担者 |
松田 圭悟 山形大学, 理工学研究科, 准教授 (60415792)
牧野 貴至 国立研究開発法人産業技術総合研究所, その他部局等, 主任研究員 (70455153)
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連携研究者 |
金久保 光央 国立研究開発法人産業技術総合研究所, その他部局等, グループ長 (70286764)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | イオン液体 / 二酸化炭素 / ガス吸収・分離 / 平衡物性 / 輸送物性 / 再生プロセス / 溶液構造 / シミュレーション / 化学工学 / 平衡・輸送物性 / 環境技術 |
研究成果の概要 |
イオン液体-二酸化炭素系における溶解メカニズムについて、構造が異なる様々なイオン液体を合成し、カチオンとアニオンがガス溶解度に及ぼす影響について明らかにした。イオン液体の輸送現象解明について、温度や組成の依存性を解明した。イオン液体に二酸化炭素が溶解した際の熱物性は、イオン液体の構造や圧力によって溶解エンタルピーが異なる一方、他の方法で実測した二酸化炭素溶解度データと一致した。また、NMR測定やMDシミュレーションにより、イオン液体と分子性液体混合物のミクロ構造を詳細に把握した。さらに、二酸化炭素物理吸収モデルを構築し評価した結果、温度を低下させることで吸収液流量を低減できることがわかった。
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