研究課題/領域番号 |
26292034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
江澤 辰広 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (40273213)
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研究分担者 |
増田 税 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (60281854)
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連携研究者 |
斎藤 勝晴 信州大学, 大学院農学研究院, 教授 (40444244)
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研究協力者 |
丸山 隼人 北海道大学, 大学院農学研究院, 助教
河原 愛 北海道大学, 大学院農学院
菊池 裕介 北海道大学, 大学院農学院
横山 楓 北海道大学, 大学院農学院
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | アーバスキュラー菌根菌 / 遺伝子サイレンシング / 共生 / 植物ウィルスベクター / リン酸 |
研究成果の概要 |
アーバスキュラー菌根菌 (AM菌) は約80%の陸上植物と共生関係を構築し、宿主から炭素源を受けとる代わりに、土壌中のリン酸を供給する。この共生的リン酸供給のプロセスにおいて、共生菌側の分子機構は未だほとんどわかってない。本研究では、世界で初めて植物ウイルスを用いてAM菌の遺伝子をノックダウンする方法を確立し、AM菌水輸送体が菌糸内に植物方向への水の流れを作り出してリン酸を輸送していることを証明した。また、AM菌から植物へのリン酸の放出に関わる排出型リン酸輸送体遺伝子を特定し、同様にウイルスを用いたノックダウン実験により、この輸送体を介してAM菌は植物にリン酸を受け渡していることを示した。
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