研究課題
基盤研究(C)
本研究では、図書館行政のガバナンス(協治)における「住民」のあり方を追究するために、住民が任意で組織する「図書館づくり住民団体」を対象として、文献調査とインタビュー調査を実施した。政治学における「熟議民主主義論」に依拠して導出した「分析の視点」から分析した結果、「図書館づくり住民団体」は「特定の利益集団に属さない、公的な利益の追求を志向し、参加意識・意欲を有する、母集団と相似しない一部の住民が、学習活動やコミュニケーションによる選好の変容を通じた全員一致の意見を、政治システム(議員や行政)に提供する」存在であることを提示した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (3件)
Library and Information Science
巻: 印刷中
120006346509
人文科学年報 (専修大学人文科学研究所)
巻: 46 ページ: 21-37
120006793663