研究課題/領域番号 |
26460464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宮武 由甲子 北海道大学, 医学研究科, 助教 (10421984)
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研究分担者 |
笠原 正典 北海道大学, 医学研究科, 教授 (30241318)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | HTLV-1 / ATL / がん幹細胞 / 膵癌 / 細胞間相互作用 / 癌幹細胞 / 成人T細胞白血病 / 難治性癌 / 共培養 / in vitroモデル |
研究成果の概要 |
成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)は、非常に強い臓器浸潤性や治療抵抗性を示す極めて予後不良な末梢性T細胞腫瘍である。我々はATL細胞が正常上皮細胞との接着によって、細胞周期静止やアポトーシス抵抗性といった「がん幹細胞の特性」を獲得することを見出した(Am J Pathol, 2013)。この現象はATLのみならず、上皮組織浸潤をきたした悪性腫瘍における治療抵抗性獲得機序の理解にも繋がると考える。本研究では、この現象の普遍性を高めるために、ATLの他に難治性固形がんの膵がんに焦点をあて、正常上皮細胞との接着によって誘導されるがん幹細胞の発生機序を解明した。
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