研究課題/領域番号 |
26560075
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 別府大学 |
研究代表者 |
仙波 和代 (後藤和代 / 仙波 和代(後藤和代)) 別府大学, 食物栄養科学部, 教授 (30381031)
|
研究分担者 |
大坪 素秋 別府大学, 公私立大学の部局等, 教授 (10211799)
大賀 恭 大分大学, 工学部, 教授 (60252508)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 硫化ガス / 硫黄付加食品 / 内在性硫化ガス / 記憶力 / 硫黄食品 / 硫黄 / 脳機能 |
研究成果の概要 |
還元性硫黄食品を動物に摂取させてその効果を確認した結果、以下の点が認められた。(1)短期記憶力の増加、(2)長期記憶力の増加、(3)自発行動の活発化、(4)中性脂肪の低下による体重減少、(5)海馬における細胞変化。また硫化ガスで食品を処理した場合、食品が以下の変化をおこすことが判明した。(1)メイラード反応が起こる。(2)硫黄が食品に付加される。 以上の結果より、食品に硫化ガス蒸気をあてて還元性硫黄食品を作製すると硫黄付加食品が作製できるが、それを動物に経口摂取させると、海馬を介した脳・神経機能が活発化させうることが判明した。これらを利用し食事面からの認知症予防ができると推測される。
|