研究課題/領域番号 |
26770088
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
和田 琢磨 東洋大学, 文学部, 准教授 (40366993)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 太平記 / 南北朝時代 / 室町時代 / 天皇 / 室町幕府 / 守護大名 / 禅僧 / 今川氏親 / 宣胤卿記 / 大館持房行状 / 景徐周麟 / 足利義政 / 今川了俊 / 後醍醐天皇 / 楠正成 / 豪精本 / 義経記 / 本文研究 / 享受 / 神田本 / 難太平記 / 今川氏 / 異本生成 |
研究成果の概要 |
14世紀から17世紀にかけての時代、いわゆる南北朝・室町時代に『太平記』はどのような書として認識されていたのか。この問題を追及するために、本文異同の分析、作品の読解、享受資料の検討を行った。これにより、神田本『太平記』が15世紀の異本生成の過程を知る上で重要な伝本であること、半ば定説化している『太平記』は室町幕府の正史(的存在)という説は成り立ちがたいこと、8代将軍足利義政周辺に異本的存在である天正本『太平記』が存在していたことなどを明らかにした。
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