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検索結果: 8件 / 研究者番号: 00400036
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1.
防潮堤建設が及ぼす海浜性昆虫の種構成及び資源利用の変化
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分45030:多様性生物学および分類学関連
研究機関
埼玉県立大学
研究代表者
小林 憲生
埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
海浜性昆虫
/
防潮堤
/
生息微環境
/
食性の変化
/
資源利用-Web
/
食性
/
食物網
研究開始時の研究の概要
2011年の東日本大震災の津波で被災した東北地方太平洋側の海浜環境の生物相の約10年間の環境変化を、津波前・津波後、及び防潮堤建設後と対比させつつ記述することを第一の目的とする。次いで、海浜性昆虫が生息可能な諸条件の推定から、より詳細で正確な「資源利用-Web」の作成と防潮堤がもたらすWeb構造の“
...
研究実績の概要
海浜という限られた環境にのみ生息する浜性甲虫には、飛翔力を欠く種が多く、海浜環境への適応を考える上で格好の材料として知られている。この海浜性甲虫群集は、波打ち際(微環境a)、湿った砂(微環境b)、乾燥した砂(微環境c)と、僅か20-30mの範囲内で種構成が変化するため、種によっては生息微環境と餌の場
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 3件) 学会発表 (5件 うち国際学会 1件、招待講演 1件)
2.
アジア・北米環太平洋北部における海浜性甲虫群集の起源と分散
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分45030:多様性生物学および分類学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
大原 昌宏
北海道大学, 総合博物館, 教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2023-03-31
完了
キーワード
海浜性昆虫
/
環境保全
/
昆虫分類学
/
甲虫
/
津波
/
分布拡散
/
海浜性甲虫
/
群集
/
種構成
/
北環太平洋
/
北部環太平洋
/
生物地理学
/
分類学
/
海浜性
/
系統
/
分類
/
生物地理
/
北太平洋
/
分子系統
研究開始時の研究の概要
(1)アジア・北米の環太平洋域海岸で海浜性甲虫類を採集および博物館標本を調査し、群集構成種のリストを作成し分類学的記載をする。
研究成果の概要
アジア・北米の環太平洋域海岸で海浜性甲虫類を採集および博物館標本を調査し、海浜性甲虫類の群集構成とその由来、分布様式を解析するためのサンプル(標本)を蓄積した。一部のグループ、Cercyon属(ガムシ科)、Phaeromela属(ゴミムシダマシ科)については、分類学的な再検討を行い、1新種を含む記載
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (6件 うち国際共著 1件、査読あり 5件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)
3.
日本列島及び日本海成立過程が海浜性昆虫の分布形成に与えたインパクト
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生物多様性・分類
研究機関
埼玉県立大学
研究代表者
小林 憲生
埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
生物多様性
/
海浜性昆虫
/
日本列島の形成
/
系統地理学
/
遺伝子系統樹
/
集団構造
/
日本列島
/
地史
/
DNA
/
系統地理
/
日本列島形成
/
遺伝的分化
/
自然史
研究成果の概要
飛翔力を欠く4種(ハマベゾウムシ、ヒョウタンゴミムシ、ハマヒョウタンゴミムシダマシ、トビイロヒョウタンゾウムシ/スナムグリヒョウタンゾウムシ種群)の海浜性昆虫のミトコンドリアDNAの塩基配列を決定し、日本列島周辺地域の地理的集団構造を明らかにした。その結果、全ての種に置いて、2つの大きなクラスターが
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (26件 うち国際共著 2件、査読あり 24件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (10件 うち招待講演 3件)
4.
津波による移動・分散が生物多様性を促進する可能性の検証
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
生物多様性・分類
研究機関
埼玉県立大学
研究代表者
小林 憲生
埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
津波
/
北米大陸
/
移動分散
/
生物地理
/
海浜性昆虫
/
受動的分散
/
巨大津波
/
移動
/
分散
/
受動的
/
昆虫
/
大陸間
/
生物多様性
/
バーコーディング
研究成果の概要
2011年の東日本大震災に伴って発生した大型津波で大量の漂着物が北米海岸に到達した。日本産の海浜性昆虫が、この漂着物に付着して北米に分布を広げた可能性を検証するため、北米大陸西海岸から北太平洋アリューシャン列島ウナラスカ島にかけて43地点で海浜性昆虫の調査を行った。
...
この課題の研究成果物
学会発表 (4件 うち招待講演 2件) 図書 (2件)
5.
東日本大震災による大型津波の海浜性昆虫群集への影響と復元過程予測
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生物多様性・分類
研究機関
北海道大学
研究代表者
大原 昌宏
北海道大学, 学内共同利用施設等, 教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2015-03-31
完了
キーワード
津波
/
海浜性昆虫
/
東日本大震災
/
東北
/
甲虫
/
昆虫
/
甲虫類
/
生物地理
/
生物多様性
/
保全
/
海岸
研究成果の概要
東日本大震災による津波被害地域63地点において、津波前後の海浜甲虫相の個体数動態を調査した。24地点について津波前(2009, 2010年)と津波後(2012-2014年)の海浜環境の変化と甲虫類の個体数の増減を比較した。(1)砂浜が消失など大きな環境変化が起きた地点では、甲虫類個体数はほぼ消滅した
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件) 学会発表 (11件 うち招待講演 9件)
6.
アブラムシおよびその他昆虫における無性生殖種の進化的起源:交雑起源説の検証
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
生物多様性・分類
研究機関
北海道大学
研究代表者
秋元 信一
北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度)
2011-04-01 – 2015-03-31
採択後辞退
キーワード
無性生殖
/
有性生殖
/
対立遺伝子
/
遺伝的多様性
/
クローニング
/
クローン増殖
/
アブラムシ
/
シラミ
/
甲虫
/
ミトコンドリア
/
核遺伝子
/
系統
/
単為生殖
/
多様性
/
適応度
/
染色体
研究概要
エンドウヒゲナガアブラムシの無性生殖系統の起源に関してゲノムレベルの遺伝学研究を本年度も継続した。韓国で採集した個体について、核のelongation factor 1αの対立遺伝子をクローニングし、その配列を解析に加えた。解析の結果、交雑起源の無性生殖クローンが持つ2つの対立遺伝子のうち、一方の対
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち査読あり 9件) 学会発表 (8件 うち招待講演 3件)
7.
アジア熱帯における生物の分断と分散-獣糞にすむ動物群集の生物地理学的研究-
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
生物多様性・分類
研究機関
北海道大学
研究代表者
大原 昌宏
北海道大学, 総合博物館, 准教授
研究期間 (年度)
2005 – 2007
完了
キーワード
生物地理
/
節足動物
/
東南アジア
/
インドネシア
/
人為分布
研究概要
アジア熱帯は生物多様性が高く、複数の生物地理区が存在し、かつ多くの島に分断されているため、最適な進化の実験フィールドとして多くの研究がなされてきた。しかし、アジア熱帯における過去数千年の人が生物分布に与えた影響については、あまり研究がなされていない。本研究では、人とともに分布を広げた家畜牛の糞に生息
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (115件 うち査読あり 41件) 学会発表 (6件) 図書 (1件)
8.
食植性昆虫の種分化:「ホストレース形成による同所的種分化説」の検証
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
系統・分類
研究機関
北海道大学
研究代表者
片倉 晴雄
北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2002 – 2005
完了
キーワード
生態的種分化
/
マダラテントウ類
/
寄主特異性
/
生殖隔離
/
量的遺伝学
/
DNA解析
/
ホストレース
/
東・東南アジア
/
隠蔽種
/
ヨモギハムシ
/
オオヨモギハムシ種群
/
交配実験
/
分子系統解析
/
量的遺伝子
研究概要
食植性昆虫における寄主特異的種内品種(ホストレース)経由の同所的種分化の可能性を、マダラテントウ類、Chrysolina属ハムシ類を材料として検討した。主要な成果は以下の通り。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (31件) 文献書誌 (7件)