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検索結果: 10件 / 研究者番号: 00422006
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1.
アクチビン・インヒビン・エストラジオール経路は濾胞閉鎖を制御するか?
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分44040:形態および構造関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
荻原 克益
北海道大学, 理学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
卵巣
/
濾胞選択
/
エストラジオール
/
閉鎖濾胞
/
アクチビン
/
アポトーシス
/
アロマターゼ
研究開始時の研究の概要
少しでも質の良い卵を選択し、次世代へと提供するシステム(濾胞選択)が多くの哺乳類卵巣には備わっているが、その分子メカニズムを明らかにすることが本研究の目的である。本研究は、2020年度で終了した基盤研究(C)の研究課題の継続研究であり、アクチン-インヒビン-エストラジオール17β系が濾胞選択に関与す
...
研究実績の概要
マウス卵巣には成長を開始する前の原始濾胞が多数存在する。あるホルモンの刺激によりいくつかの原始濾胞が成長を開始するが、大部分はその途中でアポトーシスにより死滅し、生き残った濾胞のみがさらに成長し排卵へと至る。この過程は「濾胞選択」と呼ばれ、本研究ではこの分子機構の解明を目指して研究を進めている。人工
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件)
2.
哺乳類卵巣における濾胞選択機構-インヒビンは濾胞閉鎖を誘導するか?
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分44040:形態および構造関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
荻原 克益
北海道大学, 理学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
濾胞選択
/
卵巣
/
アポトーシス
/
エストラジオール
/
インヒビン
/
アクチビン
/
閉鎖濾胞
/
アロマターゼ
/
ovary
/
hormone
/
follicle
研究成果の概要
本研究はマウス濾胞選択の分子機構解明を目指した研究課題である。成長を開始した濾胞のうち大半は途中でアポトーシスにより死滅し、生き残った濾胞のみが排卵される。この排卵される濾胞の選択が濾胞選択である。これまで多くの研究が行われてきたが、今なおその詳細は明らかとなっていない。本研究では濾胞選択(アポトー
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件)
3.
メダカにおける排卵と卵成熟の同調メカニズムの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
高橋 孝行
北海道大学, 理学研究院, 名誉教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
メダカ
/
排卵
/
卵成熟
/
ギャップ結合
研究成果の概要
本研究では,「排卵」と「卵成熟」の関係,特に,「排卵」の実行過程に「卵成熟」の進行がどのように関わるかについて,硬骨魚類のメダカを用いて調べた。「排卵」と「卵成熟」の連携には濾胞細胞と卵細胞の間に存在するギャップ結合の役割の可能性について検討した結果,メダカの排卵に必須の濾胞壁溶解酵素であるMT2-
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件 うち査読あり 7件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (6件 うち招待講演 1件)
4.
メダカ排卵後の迅速な組織修復、残留濾胞組織の分解・除去機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
荻原 克益
北海道大学, 理学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
排卵
/
卵巣
/
修復
/
プロテアーゼ
/
メダカ
/
組織修復
研究成果の概要
排卵は受精可能となった卵母細胞が卵巣腔へと放出される過程である。この過程は、濾胞組織と卵巣最外層組織の分解を伴う組織破壊現象と捉えることもでき、毎日排卵するメダカの場合、排卵後、直ちに組織修復が開始され、さらに、卵巣内に残留した濾胞組織も迅速に分解され、翌日の排卵に備える必要がある。本研究では、迅速
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、謝辞記載あり 2件) 学会発表 (9件 うち国際学会 3件)
5.
メダカ排卵の内分泌制御機構の解明と排卵/卵成熟の連関性の実証
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
高橋 孝行
北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 特任教授
研究期間 (年度)
2012-05-31 – 2016-03-31
完了
キーワード
排卵
/
メダカ
/
内分泌制御
研究成果の概要
メダカ排卵濾胞のin vitro実験系を用いて、排卵時に作動する排卵関連遺伝子(MT2-MMPおよびプロスタグランジンE2受容体EP4b)の発現誘導機構を調べた。排卵に伴うMT2-MMPおよびEP4bの発現誘導は、排卵濾胞の顆粒膜細胞がLH刺激に応答して起こる。この一連のプロセスでは、最初に転写因子
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (11件 うち査読あり 11件、謝辞記載あり 6件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (22件 うち国際学会 1件、招待講演 4件) 備考 (2件)
6.
脊椎動物に共通する排卵の内分泌制御機構の解明
研究課題
研究種目
若手研究(A)
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
荻原 克益
北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度)
2011-04-01 – 2014-03-31
完了
キーワード
ovulation
/
endocrinology
/
LH
/
progesterone
/
ovary
/
排卵
/
メダカ
/
黄体形成ホルモン
/
プロゲステロン
/
プロテアーゼ
/
内分泌
/
卵巣
研究概要
本研究は、メダカ排卵の内分泌制御機構の解明を目指して実施された。LHにより誘導される核内プロゲスチン受容体nPR(排卵関連遺伝子の誘導に必要不可欠な転写因子)の発現誘導機構を解明し、メダカ排卵において重要な役割を担うMT2-MMPとPAI-1(共に排卵時に急激に誘導される)の発現誘導にnPRが関与す
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (10件 うち査読あり 10件) 学会発表 (12件) 産業財産権 (1件 うち外国 1件)
7.
生体外排卵培養系を用いた哺乳類排卵酵素の同定と排卵機構の解明
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
荻原 克益
北海道大学, 大学院・理学研究院, 助教
研究期間 (年度)
2009 – 2010
完了
キーワード
卵巣
/
排卵
/
プロテアーゼ
/
マウス
研究概要
本研究課題は、哺乳類(マウス)の排卵実行に重要な酵素(排卵酵素)の同定と排卵時の濾胞層分解の分子メカニズムの解明を目指して実施された。また、排卵酵素の同定に利用する生体外排卵培養系の改良にも取り組んだ。その結果、2種のMMPが排卵の前後の濾胞で発現変動することを発見したが、これらのMMPは排卵に関与
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 6件) 学会発表 (14件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
8.
排卵酵素遺伝子のトランスジェニックRNAiメダカ作製への挑戦
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
高橋 孝行
北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2009 – 2010
完了
キーワード
細胞・組織
/
動物
/
トランスジェニック
/
RNAi
/
メダカ
研究概要
昨年度の解析から、哺乳類型siRNAがメダカにおいては効率の良いノックダウン効果を示さないことが示唆されたため、始めにこの点についてより詳細な解析を行った。メダカ培養細胞を用いて強制発現させたMT2-MMPおよびuPAのノックダウン効率を調査したところ、化学合成したsiRNA、miRNA発現ベクター
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 6件) 学会発表 (2件) 備考 (2件)
9.
脊椎動物に共通するプロスタグランジンの排卵誘導機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
高橋 孝行
北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2009 – 2011
完了
キーワード
メダカ
/
生殖
/
排卵
/
プロスタグランジン
/
細胞・組織
/
動物
研究概要
メダカの卵巣濾胞のin vitro排卵系を用いて、プロスタグランジE2(PGE2)が排卵過程に関与することを確認した。濾胞におけるPGE2合成酵素cyclooxygenase-2の活性及びPGE2レベルは変化せず、PGE2受容体であるEP4bの発現レベルが排卵時に急激に上昇したことから、EP4b受容
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (18件 うち査読あり 9件) 学会発表 (26件) 備考 (4件) 産業財産権 (2件 うち外国 1件)
10.
哺乳類排卵酵素の同定を可能にする培養系の確立と排卵酵素の同定
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
形態・構造
研究機関
北海道大学
研究代表者
荻原 克益
北海道大学, 理学研究院, 助教
研究期間 (年度)
2007 – 2008
完了
キーワード
卵巣
/
排卵
/
プロテアーゼ
/
マウス
研究概要
本研究は、哺乳類(マウス)排卵酵素の探索ならびに同定を目指して実施された。その結果、排卵酵素探索のツールとして重要な生体外排卵培養系について、より排卵数の多い培養条件を突きとめることに成功した。また、メタロプロテアーゼが排卵酵素であることを示唆する結果を得た。さらに、排卵前後で発現変動するいくつかの
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件) 学会発表 (13件)